各種交通安全施設工事

  • 区画線

区画線(路面標示)は道路標識とともに道路利用者に情報を適切に伝達するための重要な手段です。
路面標示を大別して、区画線(標識令第5条関係)と道路標示(標識令第9条関係)とからなり、主として区画線は道路管理者、道路標示は各都道府県交安委員会がそれぞれ設置することとなっています。
路面標示は、一定の様式化された線及び文字、記号を路面に設置することにより交通の流れを整え、誘導して交通の安全と円滑を確保し、併せて道路構造物等の保全を図るために設けることを目的としています。

区画線【緑】 

溶融式区画線 

一般的に施工されている
タイプ/W=100、W=150、W=300、W=450
主な施工場所/道路及び駐車場など

 高視認性区画線(リブ式)

凸部とフラット部分からなるリブ式路面表示です。雨天時においても凸部は浸透せず視認性が良く、また車両逸脱時には振動によりドライバーに注意喚起を促します。

  • 防護柵

防護柵は、自動車の路外逸脱防止等を図る重要な道路付属施設として、自動車の普及率増加とともに技術開発、改良を重ね道路交通の安全確保に大きな役割を果たしています。
防護柵の設置計画、構造設計等に関する基準は「防護柵の設置基準の改定について平成10 年」に通知されています。また「防護柵の設置基準・同解説 平成20 年1月改訂」に防護柵設置の適正化を図るため一般的技術基準が定められています。
これまで、防護柵は白が標準的に用いられてきましたが、近年では、「美しい国づくり」を進め日本の魅力を高めていく上で、景観に配慮した防護柵設置(景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン 平成16 年3月)の推進がなされています。
防護柵は、進行方向を誤った車両が路外、対向車線または歩道等に逸脱するのを防ぐとともに、車両乗員の傷害および車両の破損を最小限にとどめて、車両を正常な進行方向に復元させることを目的としています。

転落防止柵  目隠しフェンス  ガードパイプ  防球フェンス

  • 標識

道路標識は、道路交通の安全と円滑を確保するために欠くことのできない重要な道路付属施設です。また、道路利用者に対して種々の情報を提供する道路標識が適切に設置され、管理されていることが必要です。

道路標識は大きく4つに分類される。

①案内標識(国道番号、県道番号等)

②警戒標識(幅員減少等)

③規制標識(車両通行止め等)

④指示標識(横断歩道等)

これら道路標識を整備する際に考慮すべき整備水準、設置方法等についての技術基準が定められ、昨今の交通事情等を勘案しより道路利用者に情報提供がなされるよう体系的に整備、設置していくことを目的としています

  • 樹脂系滑り止め舗装

交通事故対策

  1. 交差点とその付近、曲線部、坂道などスリップによる交通事故多発地点。
  2. スクールゾーン、路側帯
  3. ゼブラ施工による段差舗装
  • 視覚障がい者用誘導標示

視覚障がい者誘導用標示は、溶融タイプ・シートタイプの設置を行っております。施工は、舗装を掘削する必要がなく、速乾型材料を使用することにより、早期の開放が可能となり工期・規制の短縮ができます。

  • 貼り付け式標示
  • カーブミラー
  • モニュメント
  • 車止め
  • ポストコーン